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投書・投稿


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『次世代によりよい日本を』<いしん埼玉市民の会>(2014年7月・55才)/懐疑的になれ

 『次の世代に向けてのメッセージ』という題名の原稿依頼を受けた。何ものをも恐れない、改革意識に燃え、挑戦心溢れる次世代の若者が、次々と飛び出してくることを、いつも願っている。次世代に話しておきたいことは本当に山のようにある。特に、一番話しておきたいことは、「鵜呑みにせずに懐疑的になれ」ということだ。教科書や新聞に書かれていること、また他人の話も、実像でさえ、一呼吸おいて、本当なのかどうか即座に検証し、論を展開させ自分ものにするべきだ。
モノを考えないというのは楽なことだ。しかし、無意識に情報の受け手だけになると、一方的な概念に縛られていくと、より広いものを背景にした時全体像がアヤフヤなものになる。一歩も前に進むことができない。知ったかぶりで、謙虚さが微塵もなく、後世の歴史の法廷に立つ覚悟も無いものを、キチンと拒絶することは、実に必要なことだ。「鵜呑みにせずに懐疑的になる」。そのためには、圧倒的な読書量と人の輪の中に入り話をし話をすること、そして冷静に事象を見つめるトレーニングが必要かもしれない。そして、何より勇気が必要ともいえる。

 私が仕事をさせていただいている、地方議会は二元代表制といわれる。長も議員も別々の選挙で選ばれてくるから、言わば大統領制の形態が取られている。議会は長(執行部)の独善を指摘し、その暴走・独走を阻止することに役割がある。よく言われることだ。つまり、議院内閣制である国政においての与党・野党という役割は存在せず、議会はすべてが野党という認識だ。長(執行部)こそが「攻撃目標」で、そことの緊張関係を保つということが、認識の前提ともされている。世間でよく言われるし、教科書にも書かれている。真理であることは間違いないが、これが間の抜けた認識になっていっている場合がある。むしろ実は、「攻撃目標」が議会自体に存在してしまっていることを、思い知らされることが多くあるからだ。議会全体の改革などが、議会自身が阻んでいる実態に遭遇することが、まったく多くあり、私は辟易している。地方議会の認識は一面錯誤している場合がある。もっと重要な一面が内在していることがある。「鵜呑みにせずに懐疑的になる」ことを避けてはならない。

 ガリレオが地動説について書いたり話したりし始めると、異端であると訴えられた。1616年の宗教裁判に引き出され、地動説を唱えないように彼は注意を受ける。しかし、ガリレオは信念から逃げず1630年に地動説の解説書『天文対話』を書き上げる。これにより、1633年の2回目の宗教裁判で、教皇庁から終身刑を言い渡されてしまうのだ。400年経った現在、地動説に異論を唱え、ガリレオを異端と言う人には、会うことができない。

 埼玉県議会の委員会は、基本的に10人までしか傍聴ができない。埼玉県議会本会議場では、野次と怒号が飛び交うことがあり、議論が正常に聞き取れないことがある。この様子は、こんな時代なのにテレビ放映されていない。『埼玉県議会だより』は、こんな時代なのに発言者が誰なのかが分からない。埼玉県議会は、国の地方交付税の削減に呼応して、職員給与を削減することに賛成したのに、県議会議員報酬の削減には反対した。

 議会は、議会は長(執行部)の独善を指摘し、その暴走・独走を阻止することに役割がある。地方議会には、与党・野党という役割は存在せず、議会はすべてが野党という認識。長(執行部)こそが「攻撃目標」で、そことの緊張関係を保つということが、認識の前提ともされている。こんな地方議会の認識を、「鵜呑みにせずに懐疑的になる」ことに、私は仲間と努力を傾けている。
 上に述べたような改革を求められていることが遅々として進まない。つまり、地方議会の実態は、「攻撃目標」が議会全体に存在してしまっている。という新しい認識を持つことが必要だ。議会全体に存在している「攻撃目標」とは、守旧派であり守旧思想であろう。丁寧に勇気をもって挑まなければならない作業だ。

 しかし、私たちの努力が結実しないかもしれないという事態のときは、次世代が登場してくる時だ。繰り返そう。何ものをも恐れない、改革意識に燃え、挑戦心溢れる次世代の若者が、次々と飛び出してくることを、いつも願っている。

あさのめ活動日記「四年間。」

あさのめ活動日記「四年間」。

浅野目義英 著

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